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JOHNNY THUNDERS & THE HEARTBREAKERS/YONKERS DEMO +LIVE 1975/1976(ジョニー・サンダース& ザ・ハートブレイカーズ) Vinyl Diary

『YONKERS DEMO +LIVE 1975/1976』 THE HEARTBREAKERSのデモとライブ音源を収録したコンピレーション2CD、2019年リリース。NYヨンカーズのSBSスタジオでレコーディングされたデモ、1975年と1976年のCBGB、マザーズでのライブの全37曲を収録

JOHNNY THUNDERS

(ジョニー・サンダース1952715-1991423日、アメリカ)シンガー・ソングライター、ロックンローラー。パンク・ロックに多大なる影響を与えたニューヨーク・アンダーグラウンド・ロック・アーティストの一人。「NEW YORK DOLLS」を経て、自ら率いる「THE HEARTBREAKERS」などで活動した。

 

NEW YORK DOLLS

Personnel David Johansen – vo,hp   Johnny Thunders – gt,vo  Sylvain Sylvain – gt,vo  Arthur Kane – ba  Jerry Nolan – ds

1971年、デヴィッド・ヨハンセン等と共にニューヨーク・ドールズ結成。サンダースはリード・ギターを務めた。1973年デビュー・アルバム『NEW YORK DOLLS』発表。翌年、2作目の『TOO MUCH TOO SOON』発表。1975年、日本公演直前にジョニーとジェリー・ノーラン(ドラムス)はニューヨーク・ドールズを脱退。解散後の1984年『RED PATENT LEATHER』リリース。

JOHNNY THUNDERS & THE HEARTBREAKERS DISCOGRAPHY

Personnel  Johnny Thunders – Vocals & GuitarWalter Lure – Guitar、Vocals、Billy Rath – Bass、Jerry Nolan- Ds

サンダースとノーランは、元テレビジョンのリチャード・ヘル(ベース)とウォルター・ルアー(ギター)と共にジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズハートブレイカーズ)を結成。ここでサンダースはリード・ボーカルも兼任する。間もなくヘルが脱退し、ビリー・ラスを後任に迎える。バンドはロンドンに渡り、セックス・ピストルズ、クラッシュ、ダムドらとアナーキー・ツアーに同行。1977年に唯一のオリジナル・アルバム『L.A.M.F. を発表。

アルバム表記はリリース年順

1977 L.A.M.F

1979 『live at MAX’S kansas city』

1982 『D.T.K live at SPEAK EASY』

1986  『D.T.K.L.A.M.F』

1991 『What Goes Around』

1993 『Live At Mothers』

1994 『L. A.M.F the lost ’77 mixes』

2015 『live at the Village Gate』

2016 『Vive La Revolution!』

2019 『Yonkers Demo Live 1975/1976』

2021  『L.A.M.F the found ’77 masters』

SOLO DISCOGRAPHY

ハートブレイカーズ解散後、サンダースはロンドンに留まり、豪華ゲストが大挙参加したソロ・デビュー作『So Alone』を発表。

アルバム表記はリリース年順

1978『So Alone』 

1983『In Cold Blood』 

1983Diary of a Lover

1983Hurt Me アコースティック・ギター弾き語り作品

1985年『Que Sera Sera 

1988『Copy Cats』 with パティ・パラディン

1988 書籍 初版 Johnny Thunders /In Cold Blood

1991 4月、4度目の来日公演後、423日、ニューオーリンズのホテルで死亡、死因はオーバー・ドーズとも言われてるが、真相は謎に包まれている。享年38歳。

1992 『So Alone CD (+4tracks)』

1992『Living Dead The All Stars featuring Johnny Thunders』

2008『The First, The Last』(The Living Dead名義)

2009 『Sticks & Stones』

2014  『Real Times EP』

2015  『Daddy Rollin Stone EP』

2015Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡』(ドキュメンタリー映画公開)

2020  『Que Sera Sera Resurrected』

2020 書籍『Johnny Thunders Complete Works』

2021 『Live In Osaka 91 & Detroit 80』

2022 書籍 完全版 Johnny Thunders /In Cold Blood

『YONKERS DEMO +LIVE 1975/1976』Track  List

Disc1 1. Love Comes In Spurts   2. I Wanna Be Loved   3. Blank Generation   4. Chinese Rocks   5. Pirate Love   6. Can’t Keep My Eyes On You   7. Flight   8. Hurt Me   9. You Gotta Lose   10. Goin’ Steady   11. I Wanna Be Loved (Version 2)   12. Blank Generation (Version 2)   13. Love Comes In Spurts (Version 2)   14. Worn Out People   15. The Plan

Disc21. Love Comes In Spurts   2. Chinese Rocks   3. Pirate Love   4. Can’t Keep My Eyes On You   5. Hurt Me   6. So Alone   7. New Pleasure   8. Blank Generation   9. Chinese Rocks   10. Pirate Love   11. Goin’ Steady   12. Can’t Keep My Eyes On You   13. Flight   14. Hurt Me   15. You Gotta Lose   16. Stepping Stone   17. New Pleasure   18. Blank Generation   19. I Wanna Be Loved   20. Love Comes In Spurts   21. So Alone   22. Pirate Love

Personnel

Johnny Thunders – Vocals & GuitarWalter Lure – Guitar、Vocals、Richard Hell – Bass、Jerry Nolan- Ds

Disc 1  なんといっても本CDの目玉は、113のヨンカーズでの録音、(ルアーによるとこの音源はヨンカーズにあるスタジオに入って3日で仕上げたという)である。良い音で録音されており、各楽器ともバランスよくミックスされていて全く驚きの音源である。後のハートブレイカーズとほぼ変わらない安定した、かなり充実した完成された演奏が聴ける。14.1576130CBGBでのライブである。

Disc 2181976(日時不明)マザーズでのライブ、9197577CBGBでのライブ、2022751116日マザーズでのライブと記載されている。

Disc1

1. Love Comes In Spurts ヘルがリード・ヴォーカル。疾走感があり非常にスリリングに仕上がっている。2. I Wanna Be Loved   がなり、気合い入りまくりのサンダースのヴォーカル。最後はフェードアウトで終わる。3. Blank Generation   舌ったらずで突っ込み気味のヘルのヴォーカルがパンキッシュ。サンダースのリード・ギターも他の曲では聴けないような起伏と工夫がある。問答無用のヘロイン・アンセム4. Chinese Rocks はヘルがヴォーカル。ややスタッカート気味のヘルのベースがやや残念だが形は完全に完成しており、カッコ良く仕上がっている。5. Pirate Loveはルアーとサンダースの拮抗するギターの絡みがかっこいい。フェードアウトで終わる。6. Can’t Keep My Eyes On Youはルアーとノーラン共作でヴォーカルはヘル。安定した演奏が聴ける。この曲もフェードアウト。7. Flightはルアーとノーランの共作。リード・ヴォーカルはルアー。イキの合ったグルービーな演奏を聴かせる。ルアーのヴォーカルもヘル、サンダースに劣らず熱い。ノーランの歌心のあるドラミングも素晴らしい。8. Hurt Meは切々と歌うヘルのヴォーカルがなかなか感動的。前面に出ているルアーのギターも良い。9. You Gotta Loseはヘルがヴォーカル。シンプルながらヘルの弾くベース・ラインもキャッチーで耳に残り印象的。10. Goin’ Steadyはサンダースがヴォーカル。ドライブ感のあるルアーのギターが良い。サンダースも嬉々として歌っている感がある。11. I Wanna Be Loved (Version 2)この曲のサンダースのヴォーカルも気合いがこもっている。ルアーもギターとヴォーカルでサンダースを盛り立てている。12. Blank Generation (Version 2)はヘルがヴォーカル。サンダースの歪んだギターがカッコいい。13. Love Comes In Spurts (Version 2)はヘルがヴォーカル。サンダースのバッキング・ギターが前面に出ているミックスで、そのズ太い音が堪能出来る。14. Worn Out Peopleはサンダースがリード・ヴォーカル。シンプルな3コード。15. The Planはヘルがヴォーカルのハートブレイカーズでは珍しいレゲエっぽい1曲。バンドが色んなタイプの曲にトライしていることが分かる。

Disc 2

18のマザーズでのライブは同内容のこちらをご覧ください。『Live At Mothers』

919CBGBでのライブは低音が少し控えめで、高音、中音が強めに出る音質。4人の担当楽器、ヴォーカルはしっかり録音されており、演奏も熱く安定しており貴重なライブ音源といえる。2022のマザーズでのライブは上記ライブとは音質が異なるため別ソースかと思われる。音質はさらに荒削りだが、演奏は一層こなれてタイトに、そしてよりなめらかになった感があるライブである。(Disc 2はDisc 1と重複する内容がおおいため割愛)

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ロッコ :本ブログVINYL DIARY(ビニール・ダイアリー)主催。レコードのことをビニール(又はヴァイナル)と呼ぶことから、この名称に。これまで少しずつ収集してきたロック、ジャズのアナログ盤、CDのレヴューを細く永く日記のように綴っていきたいと思っている。  またH・ペレットの雅号で画家としての顔も持つ(過去、絵画コンクールにて複数回の入選、受賞歴あり)ここ最近は主にミュージシャンの絵を描いている。(ジョニー・サンダース、キース・リチャーズ、トム・ウェイツ、他)絵画に興味ある方はご覧ください。

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