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Johnny Thunders/Live In Osaka 91 & Detroit 80

『Johnny Thunders/Live In Osaka 91 & Detroit 80』は199148日大阪MUSE公演と19801221日デトロイトSILVERBIRD公演をカップリングした2LP。2021年にリリースされた。

Disc1:Recorded Live 8th April 1991 in Muse Hall Osaka Japan.

Johnny Thunders – Vocals, GuitarStevie Klasson – Guitar & Vocals + solo vocals on ‘ Fool Killer’Jamie Heath – Sax

A1. As Tears Go By A2. Joey Joey A3. Society Makes Me Sad A4. Disappointed In You A5. Eve Of Destruction A6. I’d Rather Be With The Boys A7. Ask Me No Questions B1. Fool Killer B2. It’s Not Enough B3. I Only Wrote This Song For You B4. Lonely Planet Boy B5. So Alone B6. Some Hearts (Birdsong) B7. It’s Not What You Say (Electrically Live in Detroit, US 1980)

Disc2:Recorded Live 21st December 1980 at The Silverbird, Detroit, USA.

Johnny Thunders – Vocals & GuitarWalter Lure – GuitarTony Corio – Bass、Billy Rogers – Drums

C1. Pipeline C2. London Boys C3. Too Much Junkie Business C4. ChatterboxC5. All By Myself D1. Let Go D2. So Alone D3. Do You Love Me D4. Get Off The Phone D5. Chinese Rocks

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Johnny Thunders(ジョニー・サンダース1952715-1991423日、アメリカ)シンガー・ソングライター、ロックンローラー。パンク・ロックに多大なる影響を与えたニューヨーク・アンダーグラウンド・ロック・アーティストの一人。「ニューヨーク・ドールズ」を経て、自ら率いる「ハーブレイカーズ」などで活動した。

ニューヨーク・ドールズ

1971年、デヴィッド・ヨハンセン等と共にニューヨーク・ドールズ結成。ジョニーはリード・ギターを務めた。1973年デビュー・アルバム『ニューヨーク・ドールズ』発表。翌年、2作目の『悪徳のジャングル』(ブログ)発表。1975年、日本公演直前にジョニーとジェリー・ノーラン(ドラムス)はニューヨーク・ドールズを脱退。

ハートブレイカーズ

ジョニーとジェリーは、元テレビジョンのリチャード・ヘル(ベース)とウォルター・ルー(ギター)と共にジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズハートブレイカーズ)を結成。ここでジョニーはリード・ボーカルも兼任する。間もなくリチャードが脱退し、ビリー・ラスを後任に迎える。バンドはロンドンに渡り、1977年に唯一のオリジナル・アルバム『L.A.M.F. を発表。セックス・ピストルズと連れ立ってツアー(アナーキー・ツアー)も行っている。

ハートブレイカーズ解散後、ジョニーはロンドンに留まり、1978年に豪華ゲストが大挙参加したソロ・デビュー作ソー・アローン』を発表。

ソロ・ディスコグラフィー

1978『ソー・アローン』(ブログ) – So Alone

1983『イン・コールド・ブラッド』(ブログ) – In Cold Blood

1983年『ダイアリー・オブ・ア・ラヴァー』-Diary of a Lover

1983年『ハート・ミーHurt Me アコースティック・ギター弾き語り作品

1985年『ケ・セラ・セラQue Sera Sera

1988『コピー・キャッツ』(ブログ) – Copy Cats with パティ・パラディン

19914月、4度目の来日公演後、423日、ニューオーリンズのホテルで死亡、死因はオーバー・ドーズとも言われてるが、真相は謎に包まれている。38歳。

2015年、生涯を追ったドキュメンタリー映画『Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡』が公開。

 

その他の作品

1991 『What Goes Around』(ブログ)

1992 『The First, The Last』(ブログ)(The Living Dead名義)

1992『Living Dead The All Stars featuring Johnny Thunders』(ブログ)

1993『Live At Mothers』(ブログ)

2009 『Sticks & Stones』(ブログ)

2014  『Real Times EP』(ブログ)

2015  『Daddy Rollin Stone EP』(ブログ)

2015 live at the Village Gate』(ブログ)

2016 Vive La Revolution!(ブログ)

2019  Yonkers Demo Live 1975/1976

2020  『Que Sera Sera Resurrected』(ブログ)

2020『Johnny Thunders Complete Works』(ブログ)

2021 『Live In Osaka 91 & Detroit 80』(ブログ)

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Johnny Thunders/Live In Osaka 91 & Detroit 80

この2枚組は初出ではなく、ディスク1914月大阪ミューズホールでのライブCD『ハート・ミー・モア』から3曲をカットして収録したもの。ディスク280年リリースのCD『サンダーストーム・イン・デトロイト』から1曲カットされて収録したものである。

ディスク1はオッド・ボールズを率いて来日した際のアコースティック・セットで、クラッソンのギターとヒースのサックスを従えてのライブ。このライブは、ソロのサンダースとしては最後の公式録音になるようで、今回のアナログ盤でのリリースはとても感慨深いものがある。

アコースティックのサンダースは、歌を途中でやめたりすることが結構あるのだけど、このアルバムでは全曲きっちり歌い切っているし、調子も良さそうで、この数ヶ月後に亡くなるのが信じられないほどだ。

大半がこれまでサンダースが歌い続けてきている曲だが、ギター×2+サックスの編成となると、それだけで随分と新鮮に聴こえる。それぞれに技量があり、とてもイキが合っていると思う。またアルバム『スティックス&ストーンズ』にも収録されていたA3. Society Makes Me Sad A4. Disappointed In You B6. Some Hearts (Birdsong) の新しめの曲は、サンダースのソングライティングのセンスがとても素晴らしい。やはりこの人には、これだけの歌を作る能力があるのだなあと再認識した次第。クラッソンが歌うB1. Fool Killer もアルバムのアクセントになっていて良い。

ディスク2はサンダースの盟友ウォルター・ルアーが参加したデトロイトでのライブ。80年といえばハートブレイカーズが解散してまだ数年、サンダースが初のソロ・アルバムを出して間がない頃のこと。バンドのフロント・マン2人がこうして同じステージに立ち、オリジナル・ソングを演奏するのを、デトロイトのファンはどんなに喜んだことだろうか。

サンダースのヴォーカルが若々しい。あのヘロヘロの感じが全然無く、いつもより丁寧に歌っている感じにとても好感が持てる。ルアーも相変わらずの安定感で、楽しんでプレイしているのが伝わってくる。

ほとんどがハートブレイカーズ時代の曲で、メンバーも観客も存分に楽しめた一夜だっただろう。

『Live In Osaka 91 & Detroit 80』 タワーレコード・オンライン

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