Blogブログ

KEITH RICHARDS/MAIN OFFENDER(キース・リチャーズ/メイン・オフェンダー) Vinyl Diary

『MAIN OFFENDER』  『MAIN OFFENDER』  は1992年にリリースされたキース・リチャーズの2ndソロ・アルバム。

Keith Richards – lead vocals, backing vocals, guitars, rattlesnake sounds , bass , percussion , keyboards, acoustic piano 、

Ivan Neville – organ, clavinet , acoustic piano), vibraphone, voice , bass, harpsichord

Waddy Wachtel – guitars, backing vocals , acoustic piano , celesta , percussion

Charley Drayton – bass , backing vocals , drums , baritone guitar, acoustic piano , Hammond B3 organ

Steve Jordan – drums , backing vocals, percussion , guitars , castanets , Farfisa organ , congas Jack Bashkow – woodwinds

Crispin Cioe – woodwinds

Arno Hecht – woodwinds

Sarah Dash – backing vocals

Bernard Fowler – backing vocals

Babi Floyd – backing vocals , vocalsTrack List1,”999″ 、2,”Wicked as It Seems” 、3,”Eileen” 、4,”Words of Wonder” 、5,”Yap Yap” 、6.”Bodytalks” 、7,”Hate It When You Leave”、8,”Runnin’ Too Deep” 、9,”Will but You Won’t” 、10,”Demon”、11,”Key to the Highway”1stスタジオ・アルバム『TALK IS CHEAP』1988年にリリースした後、キースのバンド“Xペンシブ・ワイノウズは全米13ヶ所をツアー、その後ストーンズは『STEEL WHEELS』をリリースしそれに合わせたワールド・ツアーを敢行。そのツアーがひと段落した段階で、キースは再びX-PENSIVE WINOSのメンバーを集め、そして1992年にリリースされたのが2作目のスタジオ・アルバム『MAIN OFFENDER』である。

前作に続き本作でもキースが全曲でリード・ボーカルを担当。『TALK IS CHEAP』でもプロデュースを担当したスティーヴ・ジョーダンと今回はバンド・メンバーでもあるギタリスト、ワディ・ワクテルが、新たに共同プロデューサーとして起用されている。

2015年、3枚目のスタジオ・アルバム『CROSSEYED HEART』がリリースされた。

2022年、発売30周年を記念して、オリジナル・アルバムの最新リマスター音源と92年ロンドンで行われたパフォーマンスの模様を収録した未発表ライヴ・アルバムを2枚のディスクに収録した、2CDデラックス・エディションがリリースされている。

1,”999″

ハードで硬質なキースのギターが文句無くカッコいいオープニング・ナンバー。動きの少ない、重いチャーリー・ドレイトンのベースがギターと対照的でこれまた実にクール。一体になった音圧が凄く、前作以上にバンドが結束し強靭になった感がある。ジャケットのイメージそのままの音である。

2,”Wicked as It Seems”

ビルボードで3位にチャート・インした大ヒット・ナンバー。ミディアム・テンポの中にあって起伏の激しいギター・リフがキースらしいし、オーガニックなギターの音がまた良い。派手さはないが、聴き入ってしまう曲である。前作『TALK IS CHEAP』はミックがヴォーカルを取っても違和感が無さそうな曲が多かったが、本作はキースのヴォーカルでないと成立しない、といった感じの曲が多いのが1つの特徴で、この曲も勿論そういうタイプの曲である。

3,”Eileen”

“Wicked as It Seems”に続きスマッシュ・ヒット(17)を記録したナンバー。12曲目とややダークな曲が続いて、ここで一転アッパーなラブ・ソングである。全編キースらしい、ストレートで良い意味でラフなノリの軽快なギターが楽しめる。

4,”Words of Wonder”

前作では聴かれなかったダブっぽい雰囲気も併せ持つレゲエ・ナンバーで、キースのレゲエが好きな人には嬉しい1曲だと思う。この曲では各メンバーが手数を最小限に抑えて、遊び心を出しつつ、隙間を活かす演奏をしているように聴こえる。呟くように歌うキースの声は魅力的だ。

5,”Yap Yap”

落ち着いたトーンのミディアム・ナンバー。各楽器の音量がバランス良く配置され、一つ一つの音がクリアに聴こえるミックスがされている。誰かが出しゃばることなく互いに補い合いながら構成されているのが分かる。ラフに聴こえても実は結構計算されているのではなかろうか。

6.”Bodytalks”

歌詞はなかなかに悩ましいエロティックなムードを持った歌で、それが演奏にもなんとなく滲み出ていると思う。ダンサブルでグルーヴィー、キースが好きそうなずっと続きそうな1曲。この曲には女性ヴォーカルのサラ・ダッシュも作曲に参加している。相変わらず彼女の声はパワフルでセクシーで気持ち良い。

7,”Hate It When You Leave”

邦題は「お前がいなけりゃ」。前作収録の「Make No Mistake」風バラード。実に美しい曲である。キースの嗄れた声も良いし、淡々とした抑えた演奏がグッとくる。

8,”Runnin’ Too Deep”

キースのヴォーカルとギターが一体になったようなミディアム・ナンバー。ザクザクと突き進むギター・リフが気持ち良い。明確にどこがAメロの入りなのか、Bメロの入りはどこなのか、よく分からないのだけど、それでもメンバーは踏み外すことなく演奏は一体感をキープしているところがすごい。

9,”Will but You Won’t”

“Runnin’ Too Deep”同様、これもスワンプ風なグルーブ・ナンバー。本作は前作とは違い、メンバー全員でスタジオ入りして曲を作っていったということだから、寛いだ雰囲気で進められたのか、こうしたジャム的な要素の強い曲も収録出来たのだろうか。

10,”Demon”

アルバム・ラストのクロージング・ナンバー。「俺の中に棲む悪魔 そいつなしには生きられない」と歌うキース。この曲もどちらかというと、起伏が少なく、掴みどころの無い感じの曲なのだけど、ギターの響きが美しく、それだけで聴いていられる。

11,”Key to the Highway”

ボーナス・トラック。この曲のみ1991年の録音で、前作にも参加していたピアニスト、ジョニー・ジョンソンのアルバム『Johnny B. Bad』に収録されていたヴァージョン。(リチャーズは、このアルバムの演奏に加えてプロデュースも担当している)。ピアノはもちろんジョニー・ジョンソン、入魂のピアノ・ソロが素晴らしい!キーボードはバーニー・ウォーレル。燻し銀のイキなナンバー。

THE ROLLING STONES & KEITH RICHARDS ブログ 一覧

キース・ファンにはこちらH・ペレットの絵画作品もどうぞ

特選受賞作 キース・リチャーズ/KIETH RICHARDS

Captain(Edward)Teague Sparrow (KIETH RICHARDS/キース・リチャーズ)

関連記事