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MANDO DIAO/BRING ‘EM IN(マンドゥ・ディアオ/ブリング・エム・イン)

BRING ‘EM IN

『BRING ‘EM IN』は、2002年にリリースされたMANDO DIAOのデビュー・アルバム。2人のヴォーカリストが吠える、ガレージmeetsビートルズな1枚。

マンドゥ・ディアオは、スウェーデン出身のガレージロック・バンド。1stアルバムをリリースした時のメンバーはグスタフ・ノリアン (Gustaf Norén) ギター、ボーカル、ピアノビヨルン・ディクスクウォット (Björn Dixgard) ギター、ボーカルカール・ヨハン・フォーゲルクロウ (Carl-Johan Fogelklou ) ベースダニエル・ハグランド (Daniel Haglund ) キーボード、ギターサミュエル・ギールス (Samuel Giers) ドラムの5人。メンバー全員ビートルズが好きで、「ア・ハード・デイズ・ナイト」をカバーしている。世界中でツアーを行っており、スウェーデンのほかにドイツ、日本で人気が高い。メンバーチェンジを繰り返しつつ、現在も活動を続けている。フロント・マンのギタリスト2人、ディクスクウォットとノリアン が自作曲のヴォーカルを担当するスタイルで演奏している。ディスクウオットはメロディにちらほらプルーノートを差し込み、がなるガレージ感の中にもブルージーなムードを持つ曲が多く、一方ノリアンは声が太く、がなりつつも、日本人の琴線に触れる泣きのメロディ・ラインの曲が多い。

 

アルバム・ディスコグラフィー

Bring ‘em In (2002)

Hurricane Bar (2004)

Ode To Ochrasy (2006)

Never Seen The Light Of Day (2007)

Give Me Fire 2009年)

Infruset 2012年)

AELITA 2014年)

『BRING ‘EM IN』

TRACK LIST

A-1.  SHEEPDOG、A-2.  SWEET RIDE、A-3.  MOTOWN BLOOD、A-4.  MR.MOON、A-5.  THE BAND、A-6.  TO CHINA WITH LOVE、

B-1.  PARALYZED、B-2.  P.U.S.A、B-3.  LITTLE BOY Jr、B-4.  CHI GA、B-5.  LADY、B-6.  BRING EM IN、

今にもハウリングを起こしそうな、ギター・アンプのノイズの音。演奏が始まる前からこんなにワクワクさせるアルバムがあるだろうか。

Side A

A-1.  SHEEPDOGはディスクウオットがヴォーカルのストレートなロックンロール。続くA-2.  SWEET RIDEはノリアンがヴォーカルでこちらも熱すぎて、RECレベルの針が振り切れているのではないか。ディスクウオットヴォーカルのA-3.  MOTOWN BLOODもハイ・テンポなキラー・チューン。ここまでの3曲で完全にヤられてしまう。アコースティック・ギターがイントロの、ノリアンがヴォーカルの熱いバラードA-4.  MR.MOON、はメロディの良さにグッときて、感動で言葉にならない。オルガンが全面に出たモッズ・チューンA-5.  THE BAND A面ラストは聴かせるミディアム・ナンバーA-6.  TO CHINA WITH LOVE

Side B

B-1.  PARALYZEDはディスクウオットのツイン・ボーカルのハモりもカッコ良いロッキン・チューン。サビに入るホーンが更に煽る。7thコードの響きもバツグンのB-2.  P.U.S.Aはガレージmeetsモータウンといった雰囲気。B-3.  LITTLE BOY Jrはディスクウオットの、がなるヴォーカルがジョン・レノンを彷彿とさせる。キレの良い演奏もグッド。哀愁を感じさせるトランペットが入るB-4.  CHI GA、はノリアンのヴォーカルがまたしても熱い。B-5.  LADYはノリアンがヴォーカルの、リズムに緩急のあるナンバーで、バンドの器用さを感じさせる。ディスクウオットがヴォーカルのハイテンポなB-6.  BRING EM INはタテノリではあるが、腰に来るグルーヴィーさも併せ持つロックンロール。アルバム・ラストを飾るB-7.  LAUREN’S CATHEDRALはノリアンがヴォーカルのバラード。

ただのロックンロールなのに、なんでこんなに心が熱くなるのだろう、な1枚である。時々想像するのだけれども、ハンブルグの巡業から帰ってきたビートルズを観たリヴァプールの人達が受けた衝撃は、こんな感じだったのではなかろうか。

 

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