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THE ALLMAN BROTHERS BAND(オールマン・ブラザーズ・バンド)/フィルモア・イースト・ライブ

197131213日に渡ってニューヨーク、フィルモア・イーストで行われたライブ。

南部臭漂う、むさ苦しいルックスのこのバンドはオールマン・ブラザーズ・バンド。グレッグとデュアンのオールマン兄弟を中心に1968年結成された6人組。初めてこのバンドを聴いた時はブラック・クロウズみたいと思った。

メンバーは

グレッグ・オールマンボーカル、オルガン、ピアノ

デュアン・オールマンリード(スライド)ギター

ディッキー・ベッツリードギター

ベリー・オークリーベース

ジェイ・ジョハンソンドラム、コンガ

ブッチ・トラックスドラム、ティンパニ

リードギターが2人、ドラムが2人という変則的な編成。デュアン・オールマンはあのエリック・クラプトンから熱いラブ・コールを受けデレク&ザ・ドミノスに参加した経緯を持つ早逝した名スライド・ギタリスト。

 

SIDE-1

ステイツボロ・ブルース

ブラインド・ウィリー・マクテル作をノリノリのブルース・チューンに。それにしてもデュアン・オールマンのスライド・ギターの何と流麗で饒舌なこと!無限に出てくるかのような数々のリックも素晴らしいとしか言いようがない。グレッグ・オールマンの声も熱くて良い。後半のギター・ソロはディッキー・ベッツ。

誰かが悪かったのさ

オリジナルはエルモア・ジェームス。ボーカルの後、ハープ・ソロ、次いでディッキー・ベッツのソロ。間奏のソロはデュアン。

ストーミー・マンデイ

彼らのライブでは毎度演奏されるメンバーお気に入りのこのメローな曲はT・ボーン・ウォーカーオリジナル。(因みにT・ボーンはブルースとジャズの架け橋を作った名ギタリスト。フォロワーも多く、ジャズ・ギタリストのケニー・バレルも彼の曲を取り上げている)ここでの彼らの演奏も歌心、メリハリ、緩急、表現力と文句の付けようがない。

SIDE-2

ユー・ドント・ラヴ・ミー (Willie Cobbs)

アルバム片面全てを費やす、ノンストップ19分に及ぶ演奏。ハーピスト、ウィリー・コブスのキャッチーなナンバー。

曲の流れはこんな感じ。

ボーカルデュアンのギター・ソロ2コーラス〜

〜ボーカルディッキーのギター・ソロ1コーラスグレッグのオルガン・ソロ1コーラススペシャル・サンクスのThom Doucbtteハープ・ソロ2コーラス〜

〜ボーカルデュアンのギター・ソロ1コーラス

〜間奏〜デュアンの完全なるソロ・ギター

ディッキーのソロ・ギター(聴衆がしっかり演奏に耳を傾けていることが分かる)

を経て全員加わって圧巻の演奏。メンバーの集中力と演奏能力の高さがうかがえる。

SIDE-3

アトランタの暑い日

ギターのフレーズが耳に残る、メンバー全員による共作のジャム。

エリザベス・リードの追憶 (D. Betts)

美しいヴァイオリン奏法によるギターのイントロで始まる、ジャズ・フュージョンのようなニュアンスも持つジャム・ナンバー。ここでもギターのハモりが素晴らしい。

SIDE-4

ウィッピング・ポスト(G. Allman)

アルバム最長、またもやLPの片面全てを費やす23分に及ぶジャム(歌も入る)。これだけの尺でありながら要所要所でのギターのハモりや、アンサンブルの緩急などは圧倒されるばかりだ。

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