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THE KILLS(ザ・キルズ)/KEEP ON YOUR MEAN SIDE

バンド名は怖いけど、2人組いう最小限のユニットで作られる独特の音世界。ガレージ、ブルース、パンクを独自に吸収〜消化したチープでオシャレなデュオ、それがザ・キルズ!2003年にこのアルバムでデヴュー。

僕はデヴュー後しばらくしてからその存在を知った。ヴィジュアルを見た時『絶対好きなタイプのバンドのはず』と思って聞いてみたら案の定ドンピシャだった。それからはずっと作品を買い続けていて、リアルタイムで追いかけている(ライブは未見)

余談だけど、2020年はアナログ盤の売り上げがCDを抜いたそうで、現在世の中ちょっとしたレコードブーム?(カセットテープも、?)ここに紹介するキルズなんかは、音はもちろんだけどジャケット含めたヴィジュアルがとにかくカッコいい。

インナーのビジュアルも手抜きなくオシャレ↑

ザ・キルズはアリソン・モシャート(通称ヴィヴィ、ヴォーカルたまにギター)とジェイミー・ヒンス(通称ホテル、ギター&ヴォーカルその他イクイップメンツ)の2人組。同じ構成のバンドというとホワイト・ストライプスがある(実際この2つのバンド、交流がある)ホワイト・ストライプスのリズムはメグが担当する生ドラムだがザ・キルズは打ち込みを使う。そこが大きく異なるところ。

 

2人の出会い

ディスカウントというバンドでイギリス公演中だったヴィヴィが泊まったホテル。そこにはたまたまホテルも滞在しており、彼の部屋から漏れ聴こえる音楽にヴィヴィが興味を持って近付いたことで、2人は運命的な出会いを果たす。意気投合した2人は、ヴィヴィがアメリカに帰国してからも大西洋をはさんでお互いの自作の音源のやり取りを続け、その後合流。2001年にデモテープ発表。

 

ディスコグラフィー

2002年、ドミノから『Black Rooster EP』でデビュー。

20033月、1stアルバム『Keep on your mean side』(ブログ)リリース。 

20052月、2ndアルバム『No Wow』(ブログ)リリース。

20083月、3rdアルバム『Midnight Boon』(ブログ)リリース

20114月、4thアルバム『Blood Pressures』ブログ)をリリース

20166月、5thアルバム  『Ash & Ice』(ブログ)リリース。

202012月、『Little Busters』(ブログ)(Bサイドとレア音源の全曲リマスター編集盤)リリース。

現在まで6枚のアルバムをリリースしている。

曲目は裏ジャケットを参考に。初めて聴いた時は随分ギターをオーバーダビングして作ってるなあと思ったのだけど、youtubeなどで動画を見てビックリ、ホテルが全部1人で指弾きでステージでそっくりそのまんまを再現していることにとても驚いた。

ホテルが下でヴィヴィが上のユニゾンのツイン・ヴォーカルとか、2人の掛け合いで進むヴォーカルスタイル。基本的にはホワイト・ストライプス やジョン・スペンサーにも通じるようなギター・ロックで、ワン・コードのリフでザクザク、グイグイ引っ張っていく感じの曲が多い。そんな中でもいくつか取り上げると

A-4はクリック音とリムショットだけを残したようなリズムトラックに黒っぽいギターが乗っかるプルージーなスローナンバー。ホテルのこういうギタースタイルからおそらく弾き語りブルースをかじってるんだろうなと思う。ギターの音が抜群に良い!

A面ラストをかざる6は循環コードのシンプルなアコギに乗せてヴィヴィがチャーミングに歌う佳曲。リズムに使われてるのは多分フットストンプのみで、これ以上ないくらいにシンプル。歌い終わった後のヴィヴィの笑い声が可愛い。

B-1はヴィヴィの歪んだ声で、語りのみの50秒。

B-2はホテルのギターの低音が全面に出た新しいブギーって雰囲気で個人的にはアルバム中1番推したいナンバー。

B-3はホテルのアコギとヴィヴィのタンバリンで淡々と進むスローでメロディアスな曲。簡単なコードでとてもチープでプリミティブな仕上がりなんだけど、聴かせる。

ガラクタ(だけど2人とっては宝物)ばかりを集めて秘密基地を作ったらこうなったよ!そんな印象の、愛おしく、かっこいいアルバムです。

 

KEEP ON YOUR MEAN SIDE  タワーレコード・オンライン

KEEP ON YOUR MEAN SIDE   Yahoo!ショッピング

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