Blogブログ

Primal Scream(プライマル・スクリーム)/Riot City Blues

Primal ScreamRiot City Blues全曲解説

通算8枚目、2006年発売

プライマル史上、また2000年以降で最高のロックンロールアルバムライオットシティブルース

 

プライマルスクリーム  

プライマル・スクリームは1982年にスコットランドのグラスゴーでボビー・ギレスピーとジム・ビーティによって結成されたロックバンドである。 プライマル・スクリームはその長きにわたる活動の中で、音楽性を多分に変化させてきており、アルバム毎にかなり趣向が変わるのが特徴である。

 

ヒストリー

1984年、バンドはクリエイション・レコーズと契約し、ビーティが作り出す12弦ギターの音色が特徴的な「オール・フォール・ダウン」、「クリスタル・クレッセント」というシングル2枚を発売した。(レビューには、しばしザ・バーズ、スモール・フェイセズなどが引き合いに出され )

1987年、ファーストアルバム『ソニック・フラワー・グルーブ』を発売。メディアの高い評価とは裏腹に商業的な成功は収められなかった。

1989年に発売されたセルフタイトルのセカンドアルバム『プライマル・スクリーム』は、ガレージ色の濃いアルバムとなった。アルバムはインディチャートでトップとなる。

1991年「ローデッド」を含むバンドの出世作『スクリーマデリカ』発売。アルバムは50万枚のヒットを飛ばした。

1994年、70年代中期のローリング・ストーンズを模倣したような内容の『ギブ・アウト・バット・ドント・ギブ・アップ』発売。

1997年「コワルスキー」を先行シングルに、『バニシング・ポイント』発売。ダブの影響が色濃い作風となった。『バニシング・ポイント』は1971年アメリカで公開されたロード・ムービーで公開から年月が経った当時でもカルト的な人気を持っていた。アルバムタイトルはこの映画から採られたもので、「コワルスキー」はこの映画の主人公の名前である。同曲中には映画の中から取られた台詞、音声がいくつもサンプリングされている。

同年10月にはエイドリアン・シャーウッドによるダブ・リミックス・アルバム『エコー・デック』発売。

0001月に発売された『XTRMNTR(エクスターミネーター)』はクリエイション・レコーズ最後のアルバムとなった。今までにない政治的姿勢を打ち出した攻撃的な歌詞が並んだ。売り上げはさほど伸びかったものの、多数のメディアから好意的なレビューを贈られた。

2002年「ミス・ルシファー」を先行シングルに『イーブル・ヒート』発売。前作の路線を継承しつつパンクっぽさは減った。

20066『ライオット・シティー・ブルース』(ブログ)発売。近作のエレクトロニクス路線から大きく転換したストレートなロックンロール・アルバムになった。

20087月、Bユニークレーベル移籍後第1弾となるアルバム『ビューティフル・フューチャー』発表。

2013年、イグニッション・レコードから5年ぶりのスタジオ・アルバム『モア・ライト』リリース。同アルバムではジェイソン・フォークナー(元ジェリーフィッシュ)大部分の曲でベースを弾いた。

2016年『カオスモシス』リリース。

2018年10月『ギブ・アウト・バット・ドント・ギブ・アップ:オリジナル・メンフィス・レコーディング』(ブログ)

リリース。                    

2019年『マキシマム・ロックンロール:ザ・シングルス vol.1』『マキシマム・ロックンロール:ザ・シングルス vol.2』リリース。

2021年『Riot City Blues Sessions』リリース。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Riot City Blues

1 カントリーガール

イギリスで5位のスマッシュヒットを記録したオープニングナンバー。アンドリューイネスの弾くマンドリンが意外だが曲によくマッチしている。プロモーションビデオも相当カッコいい。

2 ニッテイグリッティー

ちょい横のノリノリのナンバー。ボビーのボーカルがブルーノートの音階で、いかにもブリティッシュビートって感じで、黒っぽくてグッとくる!

3 スーサイドサリー&ジョニーギタリスト

なんともカッコいいタイトル、曲ものっけから超ハイテンションのガレージ、パンクナンバー。文句なし!

4 ホエン・ザ・ボム・ドロップス

この曲にはなんと僕の大好きなバンド、エコー&ザ・バニーメンのギタリスト、ウィル・サージェントがリードギターをとっている。これまでのプライマルにはない浮遊感漂う音色が新しく感じる。

5 リトル・デス

スローナンバー。この曲も上記のウィルがギターで参加している。歌詞カードがないので意味は分からないが、ちょっと重いテーマなのだろうか。それにしても、連中もエコバニ好きだったのかな?だとしたらなんか嬉しい。

6 ザ・99th・フロアー

気持ち良いハープが引っ張るアップテンポなガレージっぽさも全面に出たブルースナンバー。カッコいいとしかいいようがないんだが。

7 ウィアー・ゴナ・ブギー

これは現代版チェスレコーディングみたいな雰囲気のブギーナンバー。ジョン・リーみたいにワンコードで引っ張る曲。こういう曲は実は非常に難しい。ライナーによるとハープはメンバーが吹いてるみたい。

8 ドールズ

ストーンズというよりタイトル通りニューヨークドールズばりの横ノリロックンロール。なんだけど、要所要所にパンクっぽさがあってやっぱり飽きないなあ。パンク以降のバンドはルーズさもほどほどで気持ち良い。

アリソンモシャート(ザ・キルズ/このバンドも僕が大好きなバンドの一つだ!)のバッキングボーカルもGoo!

9 ヘルズ・カミン・ダウン

バイオリン(フィドル?)が入った軽快な曲。アイルランドフレーバーが新鮮に響く。こういうのも出来るんだなー。

10 サムタイムズ・アイ・フィール・ソー・ロンリー

オリジナルアルバムではラストを飾るスローナンバー。オルガン、マンドリン、ハープ、女性コーラスが入ったゴスペルっぽい穏やかな曲。こういうのもこなせる人達なんだね。

ボーナストラック

11 ストーン・ヤ・トゥ・ザ・ボーン

スライドギターがグイグイくるブギーナンバー。7とは真逆でボトムが低く重い音なんだけど、テンポは軽快なワンコードブルース。

12 ギミ・サム・トゥルース

これはジョンレノンのカバー。70年代の初期UKパンクバンドみたいなダイナミックな音で、もちろんカッコよろしく文句なし。ギターの音がいいー。

13 スーサイドサリー&ジョニーギター

これは3のライブバージョン。轟音で聴きましょう。

Riot City Blues タワーレコード・オンライン

Riot City Blues Yahoo!ショッピング

関連記事